冷えやむくみに効果大!自宅で簡単に作れる黒豆茶
お節料理には欠かせない黒豆。
ふっくらツヤツヤの黒豆の甘露煮は
箸休めにもぴったりですよね。
和食の雰囲気を醸し出す見た目と味わいは
来客のお茶受けにもぴったりです。
でも黒豆は、普段から食卓にのぼる食材かというと
そうでもありません。
一度買ってしまったけど
余らせてしまった、ということも多いのではないでしょうか。
そんな黒豆を、無駄なく食す術をご紹介します。
黒豆とは
黒豆は、大豆の仲間で、黒大豆とも呼ばれます。
代表的な品種に、江戸時代から栽培されている「丹波の黒豆」があります。
この黒豆は「黒いダイヤ」と呼ばれるほど、大きくツヤツヤしています。
豆類は、数日間保存が可能ですが、煮豆にするには少々手間がかかります。
そのため、煮豆の状態でパックされているものを買う人も多いのではないでしょうか。
黒豆には、生活習慣病に効果的な栄養が、バランス良く含まれています。
まず、全ての必須アミノ酸をバランス良く含んでいるタンパク質。
赤血球に含まれるヘモグロビンの材料になる鉄分も豊富です。
そのほかに、カルシウムも含まれています。
カルシウムは成人女性で一日に650mgは必要といわれているので
黒豆100gで約30%をまかなうことができます。
黒い色素は、アントシアニンというポリフェノールの一種です。
アントシアニンは血液をサラサラにしたり
老化防止に高い作用があるといわれています。
黒豆茶の効果
黒豆の栄養を無駄なくたっぷりと摂るのに
煮だした黒豆の煮汁を飲む黒豆茶は、最適な方法です。
抗酸化作用のあるアントシアニンは、水に溶けやすく熱にも強いので
黒豆茶にすると、効率良くとることができるのです。
このほかに、カリウム、カルシウムや鉄分といった微量ミネラルやビタミンも含みます。
これらが溶け出した黒豆茶は、血流を促す作用もあるので
冷えやむくみなどにも効果が期待できます。
さらに煮出した黒豆茶は、ノンカフェインなので
どなたでも安心して飲むことができます。
材料は2つだけ!下ごしらえもなし!自宅で簡単に黒豆茶
黒豆茶はご自宅でも簡単に作ることができます。
特別な器具や調味料は必要ありません。
用意するのは、黒豆と水だけです。
作り方は、まずフライパンに黒豆を入れて弱火にかけ
フライパンをゆすって黒豆を転がしながら
皮がはじけてくるまで約30分間煎ります。
そうしてできた煎り黒豆を小鍋に移し、水を入れて弱火にかけ
15~20分間煮出したら完成です。
煮出した後の黒豆は柔らかくなっていますので
そのまま食べることもできますし
サラダに添えたり、黒豆ごはんにしてもいいですね。
出来た黒豆茶に、市販のココアを加えると
甘すぎず香ばしい大人のココアに早変わり。
インスタントコーヒーを入れれば
オシャレなカフェラテにもなります。
黒豆の素朴な香りと味わいをアレンジしてオシャレに楽しみ
体に優しい素敵なティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。