食が体に与える影響とは?|元療養食コックの自然栽培米

更新日:2023年4月19日 公開日:2023年2月16日

自然栽培米農家縄田伊知郎

こんにちは!自然栽培米専門店ナチュラルスタイルの井田敦之です。

今回、お話を伺った縄田さんは、熊本県玉名市で無農薬・無肥料の自然栽培米を作られていますが、縄田さんの経歴で興味深いのが、12年にわたる療養食コックの経験があることなのです。

そんな、縄田さんに療養食コック時代の食の氣付きに関して伺いました。
もちろん、その頃の食の氣付きが今の自然栽培米農家の活動のベースとなっています。

12年も体調不良の方への食事を作ってきて何に氣付いたのか、動画でもお話し頂いたのでお聞き頂ければと思います。

元療養食コックの自然栽培米農家:縄田伊知郎

自然栽培米農家縄田さん稲の前

私(井田)と縄田さんの出会いは私が通っていた自然食カフェのオーナーが「信頼できる農家さんがいる」と紹介してくれたのがきっかけです。

実際にお会いしてから、一年間を通して縄田さんの自然栽培米作りを見てきました。

縄田さんは、10年以上無農薬・無肥料栽培かつ自家採種をされており、かつ考え方も素晴らしいと感心したことを覚えております。

私は、皆さまにお届けする自然栽培米を選ぶ時に、農家さんの考え方や生き方を重視していますが、縄田さんの考え方のバックグラウンドにあったのが、12年にわたる療養食コックの経験だったのです。

療養食コックの経験から気付いた事とは!?

縄田米

自然栽培米農家の縄田さんは12年間、療養食コックをされていました。

その12年の経験での最も大きな氣付きは「人の体は食べ物から作られている」ということでした。

この考えは、当たり前のようでいて、実体験として腑に落ちている人は多くはないかもしれません。

縄田さんは、通院だけでは検査数値の改善が見られない人に対して病院からの指示書を元に食生活の改善・指導をしていました。

縄田さんは療養食の食材にこだわり、厳選した塩、砂糖、醤油などの調味料を使用して料理していたと言います。

始めは、「味が薄い」と文句を言われる方が多いみたいですね。
しかし、1ヵ月もすると慣れてきて、3ヶ月が経過する頃には、検査数値が改善されていくようです。

運動など生活習慣改善の効果も大事だと思いますが、
朝昼晩の3食の質を変えることで、明らかに数値として体質改善が現れるのを多く目の当たりにしたと仰っていました。

縄田さんが目指す農産物とは?

縄田自然栽培米

療養食コック時代の縄田さんは食材をご自身でも厳選していたため有機栽培や自然栽培の知識がありました。

縄田さんが熊本県で体に良い食材の追求を始めて農家を目指した時、自分の理想としている生産現場とのギャップを感じたと言います。

新規就農者として学んだ事の一つに、いつ、どれくらいの量の農薬と肥料を使用する等のマニュアルがあり、まるで工業製品を生産するようだと感じたそうです。

自分が求める食材は「食べた人が健康になる食材」だったので無農薬・無肥料に挑戦して「腹を据えて農家になろう」と決心したと言います。

縄田さんに療養食コック時代の食の氣付きを伺いましたので生の声でご覧頂ければと思います。

元療養食コックの自然栽培米農家
縄田の食の氣付きとは!?

まとめ:食が体に与える影響とは?

ナチュラルスタイル井田と自然栽培米農家縄田

自然栽培米農家さんは1000人に1人の割合とも言われています。
それくらい挑戦する人は少ないのですが、実践する人にはそれなりの想いがある方です。

今回は、縄田さんの自然栽培米作りに取り組む原点となる経験と氣付きを共有して頂きました。

「私たちの体は、私たちの食べた物でできている」と最近よく耳にする機会が増えましたが、この言葉を深く実感している方の一人が、縄田さんだと思います。

今回の記事を通して、改めて自分の体と食に関して考えを巡らせて頂ければ幸いです。

本来「食」とは人を良くする、と書きます。
本来の食べ物は、人を良くするものです。私たちは、本来の食べ物を目指して、無農薬・無肥料の自然栽培米の追求をしていきたいと思います。

⇒ 縄田自然栽培米ヒノヒカリ・森のくまさんはこちら

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