「冬至にかぼちゃを食べると長生きする」と言われる、その理由
「かぼちゃ」という名前の由来は、カンボジアからきていると言われています。
日本にカボチャが入ってきたのは、漂着したポルトガル船が運んできたのが始まりだと考えられています。
「カンボジア」が訛って「かんぼちゃ」とか「かぼちゃうり」などと呼ばれ、
最終的に「かぼちゃ」になったのではないか、ということです。
その後もポルトガルやスペインの宣教師達が日本に寄港した際に持ち込んでいて
長崎に伝わってからは、日本の農家でも栽培されるようになっていきました。
かぼちゃ「くりゆたか」の特徴とその栄養素
かぼちゃは代表的な緑黄色野菜で、
β-カロテン、カリウム、ビタミン、炭水化物、タンパク質などが豊富で、とても栄養価が高いです。
食物繊維も多く含まれているので、便秘の予防や改善に、大変役に立ちますので
かぼちゃを食べてお腹もスッキリ!です
かぼちゃは他の野菜と比べると大ぶりで、日持ちもします。
ホクホクの食感を味わえる煮物のほか、スープや天ぷらにしても美味しいです。
お菓子作りにも使えるので、家族みんなで沢山味わえる冬の定番野菜です!
冨田さんが栽培しているカボチャは「くりゆたか」という品種です。
「くりゆたか」は、かぼちゃの中でもホクホク感とした食感と、強い甘みが特徴です。
彩り映える!カボチャ(くりゆたか)料理とカボチャの選び方、保存方法
かぼちゃは手に取ってみて、ずっしりと重いものを選びます。
ヘタのまわりが窪んでいるものは完熟してるよ、という証です。堅いものがおいしいです。
カットされて売っているものは、種子の部分が引っ込んでいないもの、スカスカではなくギュっと詰まっているもので
果肉部分が厚く、色が濃いものを選びましょう。
まるごとまんまのかぼちゃなら、長期1~2カ月ほどは保存可能です。
カットしたものは、カビが生えないように水気はしっかり切って、ラップで包んで冷蔵庫で保存します。
・冬には体が温まる甘い「かぼちゃスープ」でほっと一息。
・ホクホクの食感を味わえる定番の煮物料理。
・天ぷらやオリーブオイルでソテーしても美味しいです!
他にも、サラダに使ったり、パイ作りや プリンや ケーキにも。
おかずでも、お菓子でもいけちゃう、かぼちゃはまさに「万能野菜」^^
安心・安全の自然栽培で育てたかぼちゃ「くりゆたか」で食卓のバリエーションも豊かになります。
かぼちゃを横に添えるだけでも彩りのいい見た目になりますよ。
「冬至にかぼちゃを食べると長生きする」と言われるのはなぜ?
日本の風習として「冬至にはカボチャを食べ」柚子湯に入る、というものがあります。
この風習は江戸時代からあったそうで、単純に無病息災という願掛けのほか
脳卒中、しもやけ、風邪などにならないと言われていたようです。
かぼちゃに含まれる「β-カロテン」は、血中コレステロールの蓄積を抑えて、動脈硬化の予防につながります。
また、ビタミンAに変換されることで、肺や気管支、鼻などの粘膜を正常に保つ働きをします。
これが、風邪の予防につながるので冬場にピッタリ、というわけです^^
もうひとつは、冬至の日に「ん」がつくものを食べると「運がつく」という語呂的要素もあるようです
↓↓
・なんきん=かぼちゃ
・にんじん
・だいこん
・れんこん
・うどん
・ぎんなん
・きんかん
昔の人は科学的根拠がなくても、日々の暮らしの中で、ちゃ~んと分かっていたんですね!すごい!
そして、栄養価の高いかぼちゃを冬に食べると体にいい!という風習を作り出したんですね。