ウンカも避ける!?自然栽培はじめたら、丈夫で強い稲

更新日:2021年9月4日 公開日:2020年11月16日

自然栽培米農家菅原の稲

こんにちは!
ナチュラルスタイル、スタッフの木村です^^

今年も今年で「ウンカ」が多く、虫の被害も多い年でした><
毎年、田んぼにやってくるウンカですが、菅原さんの田んぼには
入ってこないそうです。

農薬や肥料を使っている田んぼには、よってたかって
という状況でしたが、なぜ菅原さんのところには入ってこなかったのでしょうか?

ウンカが寄り付かない田んぼ⁉

菅原自然栽培米の茎

※菅原自然栽培米の茎はしっかりとしています。

熊本県和水町の自然栽培農家・菅原さんは自然栽培をはじめて8年目になります。
最初はウンカも一部分に入り込み、枯れた箇所もあったそうですが、
2-3年目になると、その様子が顕著になってきます。

農薬や肥料を使わない分、それは強制的に(笑)
「稲」自身が強く逞しく育つとのこと。

また、肥料に含まれる「窒素」が病害虫を呼び寄せるせることになり
自然栽培の側には、その「匂い」が極端に少ないことで他の田んぼへと向かっていくようです。

ウンカや虫たちは、繁殖をするために窒素分の多い植物体を好むのですね。

ウンカに勝つ田んぼ vs 被害を受ける田んぼ

菅原田んぼー比較

※左側:菅原さんの田んぼ

高台から菅原さんの田んぼを見下ろすと、他箇所の田んぼはウンカの被害に遭っていて
菅原さんの田んぼは、元気に黄色くピンピンしています。

上の写真では、他農家さんの田んぼは端の稲はウンカにやられて倒れてしまっています。
対して菅原さんの稲はご覧の通りです^^

また、「肥料」に関して菅原さんは次のように言います。

結局、肥料って土の中の養分なので、やり方次第でどういう風にでも工夫できる

刈った稲わらを田んぼの外に出すことはせず、田んぼの中で分解して栄養にし
その栄養でまた次の稲を育てる。
それは、年々丈夫さに磨きがかかっているようなのもですものね(笑)

自然の循環サイクルが上手に機能しています。

まとめ

自然栽培米農家菅原

菅原さんの自然栽培には3つのこだわりがあります。

1.無農薬で土の中の土着菌を守る
その土壌は、微生物などの菌の活躍が欠かせません。
そのバランスを保つには農薬を使用することはできません。

2.無肥料だと稲が強くなる
肥料には「窒素」が含まれます。そこに虫が寄り付きます。
菅原さんの田んぼは無肥料なので「酸素」をたくさん含んでいます。
土壌も良く、しっかりと稲が根を張っているので強く育ちます。

3.体に優しい、美味しいお米
無農薬・無肥料の自然栽培米は安心安全で、美味しく頂くことができます。

 

時代が発展させた薬品も、「良かれ」という思惑と反対の方向へ結果を導いてきている今、
自然の中に身を置き、自然循環をまわすことが最大の自身を守ることになるのですね。

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