アスリート御用達!実は太らない、置き換えダイエットにも「お餅」
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皆様におかれましては、大変お気を付けてお過ごしください。
「お餅」というとお正月にしか食べない、という方も多いのではないでしょうか!?
お餅=お正月、というイメージのせいもあるでしょうが
・お餅=太る
・お餅=消化に悪い
といったようなイメージだったりするとが多く見受けられます。
ところが、最近は栄養面やダイエットの観点からも見直され
日常でお餅を食べる人も増えてきています。
アスリートのエネルギー補給「糖質」
お餅には「糖質」が豊富に含まれています。
マラソンやトライアスロンといった持久力勝負の競技では、
「糖質」の摂り方こそ勝敗を左右すると言っても過言ではありません。
逆に短距離走やウエイトリフティングといった瞬発力・筋力勝負の競技でも
糖質の摂り方は大切です。
試合は一瞬でも練習は長時間になりますからね。
運動における主なエネルギー源は「糖質」とも言われます。
ちなみに、シドニーオリンピック女子マラソン
金メダリスト・高橋尚子さんが当日の朝食として摂ったのが、
お餅を2つとお味噌汁、少しのご飯だということです。
太らないお餅で置き換えダイエット
「お餅は太る~(~_~;)」なんて思っている人、誤解しないでください!
ごはん茶碗1杯 (150g) 約250kcalに対して
市販の切り餅1個(50g) 約115kcalです。
お餅はつくる段階で既に蒸してあり、加熱もしてあります。
それを、お家でさらに焼いたり蒸したりするので、実はとっても消化が良いのです!
じゃあ、なぜ「太る?」と思われるのでしょう?
お餅はお正月に食べる機会が多いでしょうし、
ついつい3個、4個、5個(笑)と食べてしまいがちですよね^^;
しかも、お砂糖たっぷりのきなこと一緒に、
これまた、たっぷりのあんこと一緒に。
なんでも食べ過ぎてしまう、というのはご注意くださいませ。
食欲が湧かない、お腹を下している時にも
お餅の原料のもち米は、その成分のほとんどをアミロペクチンという「デンプン質」が占めています。
デンプン質は他の栄養素と比べて、消化されるまでの時間が早いので、お餅は消化の良い食べ物と言えます。
下痢や風邪、お腹を下した時は、おかゆや雑炊といった汁気のあるお米を食べます。
それは、そのような症状の時はなるべく胃に負担をかけない為です。
お餅はそれに加えて、咀嚼(そしゃく)回数が増えるので唾液の分泌も増えます。
雑煮にして食べれば汁気もあるので消化吸収が良いのです。
その時々の体調によって、摂りやすい方を取りましょう。
じゃあ、何故お餅は消化に悪いと思われたりしたのでしょうか?
その答えとしては、お餅は栄養価が高く、腹持ちが凄くいいからなんです。
なぜ腹持ちが良いかと言えば、血糖値が上昇して満腹感を得やすいからなのです。
時間が経過しても満腹感が持続するので消化が悪い、といった印象になってしまいます。
ただ、冷めた状態では本当に消化不良の原因となりますので、温かいうちにいただきましょう。
さらに消化吸収を高めるには、「大根おろし」を一緒に食べましょう。
大根おろしは、デンプンを分解する「アミラーゼ」が含まれているので消化を助けてくれますよ^^
お正月だけではもったいない、普段でもお餅を食べてエネルギーに変えてみてください^^