2種類の冨田自然栽培味噌と美味しいみそ汁5つのコツ

更新日:2025年6月28日 公開日:2020年1月27日

食卓 豚汁

私たち日本人の食卓に欠かせない「味噌󠄀」。

みそ汁や炒め物、和え物などさまざまな家庭料理に幅広く使われています。

発酵食品である味噌は、古くから日本人の食生活において重要な役割を担ってきました。

「医者に金を払うよりも味噌屋に払え」という江戸時代のことわざにあるように、味噌の健康パワーは疫学的にも裏付けられつつあり、海外からも関心を集めています。

そんな味噌の起源は、中国の「醤(しょう・ひしお)」と考えられています。

味噌になるまでの過程は解明されきっていないようですが、醤になる前の状態、「未醤(みしょう)」が「みしょう」→「みしょ」→「みそ」に変化したと考えられています。

参考:厚生労働省「発酵性食品、特に味噌の生体調節機能に与える影響に関する研究」

時代による変化と発展

みそ汁 大

味噌󠄀は元来、貴族階級など身分の高い人の贅沢品や貴重な物でした。

現在のように調味料として使われるのではなく、そのままつけたりなめたりして食べていたそうです。

「 味噌󠄀」という言葉が初めて文献に登場したのは平安時代の頃で、私たちになじみのある「味噌汁」が登場したのは鎌倉時代になってからです。

鎌倉時代の武士の食事は「一汁一菜」。武士たちは味噌で栄養を補給していました。この食事スタイルは、明治、大正時代まで長く受け継がれました。

室町時代になると大豆生産が増え、自家醸造も始まり保存食として浸透します。現在の味噌料理の基本は、この時代にできたといわれています。

戦国時代になると、武士たちは味噌を常備しました。保存がきき調味料にもなり、たんぱく源にもなる味噌は貴重な食べ物でした。このような背景から、有名武将は味噌つくりを奨励。武田信玄は信州味噌、伊達政宗は仙台みそなど、武将の出身地が有名な味噌󠄀どころとなりました。

江戸時代に入ると味噌󠄀はなくてはならない存在になり、味噌屋は大繁盛。味噌料理も発展し、味噌汁が「庶民の味」となっていきます。

その後、味噌はインスタントやフリーズドライなど手軽に楽しめるスタイルに変化していきました。

参考:みそ健康づくり委員会「みその知識」

冨田自然栽培味噌は3種類

スプーン一杯のみそ

熊本県七城町で20年以上にわたり自然栽培に取り組んでいる冨田さんは、味噌づくりにもこだわっています。

原材料は以下の3つです。

  • 自然栽培米
  • 自然栽培大豆
  • 自然栽培黒大豆

これらを発酵させ、以下の味噌を作っています。

天然菌黒大豆味噌

解毒効果のある黒大豆を蔵付き天然菌によって熟成発酵させた味噌。

黒大豆味噌

自然栽培黒大豆の独特の風味と味わいがお楽しみいただけます。

黒大豆には抗酸化作用が期待できるポリフェノールと、体内の毒素を解毒する作用も確認されています。

参考:論文「黒大豆ポリフェノールの抗酸化作用と血流改善作用」

美味しいみそ汁5つのコツ

あさり汁

あたたかくて美味しいみそ汁。

寒い日や晩御飯の食卓、牛丼のお伴に?(笑)是非とも一緒に頂きたいものですよね。

すでにご存知の方も多いとは思いますが、美味しいみそ汁を作るための5つのコツを以下紹介します

1.旨味食材で出汁いらず

豚汁やあさりなど、「旨味」が出る具材があれば出汁はいりません。その代わり「アク」を取り除くことで、より美味しく召し上がれます。

2.味噌汁1杯で味噌大さじ1

味噌の種類やお好みもありますがお椀1杯=150mlに対して大さじ1杯が適量です。

3.具材に火を通す順番

火を通す具材は、味噌の前に。火を通さなくても良いものは味噌の後で。「さしすせそ」というぐらいなので、基本的に味噌は一番最後です。

4.味噌を溶くのは別で

味噌を直接鍋に入れて溶くのではなく、出汁を別容器にすくい、その中で味噌を溶いて戻します。面倒ですが、このひと手間で美味しくなります!

5.沸騰させない

沸騰させると、味噌の香りや旨味、味わいが落ちてしまうので注意。一度火を止めたら、4の手順を踏んで再度温めるとちょうど良いです。

味噌は、1300 年以上にもわたって私たち日本人の食生活の中に根付いています。

今日も美味しい味噌をぜひお楽しみください。

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私たち「ナチュラルスタイル」は自然栽培の現状や考え方を広く知ってほしいと思っています。
今回の記事が参考になりましたら、ご自由にこの記事をシェアー下さい。

【参照元】2種類の冨田自然栽培味噌と美味しいみそ汁5つのコツ

https://kumamoto-shizen-kome.com/info/index-2748.html

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