雑穀米を美味しく炊く白米:雑穀米の比率は?多めに入れたらこうなる!
雑穀米って食べたことがありますか?
お米と一緒に混ぜて炊くだけで食べられるという手軽さと
優れた栄養が、特に女性の間では人気ですよね。
雑穀がお好きな方には
炊飯時の白米:雑穀米の比率にこだわりがある方もいらっしゃるでしょう。
好みによって変わりますが
雑穀米と白米の比率、どれくらいがベストなのでしょうか。
そして、雑穀米の粒一つ一つの名前って知ってますか?
栄養もビタミンやミネラルだけではないんです。
雑穀米って実はとっても奥深かったんです…!
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雑穀米を炊くときの黄金比率は?ちょっと多くても大丈夫!
雑穀米の食べ方は、白米と一緒に炊くのがベーシックな方法ですよね。
炊くとき、雑穀米はどのくらい入れればよいのか。
多くの人が、雑穀米のパッケージに表示されている数量を入れるでしょう。
だいたい一般的には、白米1合に対して雑穀米は大さじ1が適量とされています。
この1:1の比率で炊くと…
ほんのり紫色に炊けていますね。
でも、それだけじゃ物足りない…!
もっと雑穀米のプチプチ食感と噛むほどにます味わいが欲しい!
とお思いの方のいらっしゃるでしょう。
そこで、米1合に対して、大さじ3杯の雑穀米を入れて炊いてみました。
すると、出来あがった雑穀米はというと…
全体の色がだいぶ濃くなりました。
写真では顕著な変化が分かりづらいかもしれませんが
実際に見ると、紫色がとっても鮮やかで濃いです…!!
食感も、とっても歯ごたえがあって
「いますごく、雑穀米を食べてる…!」
という実感をかなり味わうことができます。
噛めば噛むほど、甘みが増してきます!
雑穀米は脚気にも効果的だった!
一言で雑穀米といっても、とってもたくさんの種類があるんです。
日本雑穀協会が定義している雑穀米とは
「主食以外に日本人が利用している穀物の総称」です。
従って、玄米や麦、トウモロコシも実は雑穀に含まれるんですね。
そのほかに、きび、あわ、ひえ、黒米、赤米、黒豆、小豆…などなど
数えきれません!
雑穀米の起源は、ユーラシア大陸やアフリカにあるとされ
紀元前3000年以前から栽培されてきたとても歴史のある穀物です。
日本においても古来から食べられており「古事記」の中にも登場します。
白米を食べるのは、奈良時代頃からといわれていますが
白米だけを食べられたのは一部の特権階級の人たちのみでした。
一般庶民が、白米を食べだしてきたのは江戸時代の頃からです。
しかし江戸時代には、白米を食べていた武士たちの間で脚気が流行り(江戸患いとも)
これを改善、予防するためにも、ソバや麦、小豆を食べると良いといわれていました。
江戸の町で脚気が流行りましたが、農村では流行らなかったと言います。
それは、農村では白米はあまり食べられず、麦、ヒエ、アワなどお米に混ぜて食べていたためだと言います。
脚気の原因、ビタミンB1(米ぬかに含まれる)不足を解消するのに身近に食べられる雑穀米は最適だったんですね。
雑穀米には、太古から伝わる栄養がたくさん!
穀米特有の紫色は黒米からでるポリフェノールの一種アントシアニンという成分です。
目に良いといわれるブルーベリーでおなじみの成分ですね。
ガンや動脈硬化、免疫低下の原因となる活性酸素を除去する働きがあります。
これを抗酸化作用といいます。
そのほかにも、食物繊維、鉄分、カリウム、クロロフィルなど現代人には失われがちな栄養がたくさん。
天然のサプリメントとも呼ばれていて
昔の人は経験的に、雑穀を摂り入れていたんですね。
中にはスープに入れたり、お菓子に入れたりもできます。
炊いた雑穀米とはまた違った食感を味わうことができますよ!
普段、白米を食べられている方は、
お米1合に大さじ1杯ほど入れるだけで普段とは異なった味わいと栄養素が摂れるご飯を楽しめるでしょう。
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