無農薬米はなぜ免疫力アップに効果が期待されているのか

更新日:2021年2月21日 公開日:2020年5月7日

ヒノヒカリ自然栽培米

新型コロナウイルスの猛威は留まることなく世界中に蔓延し続け
私たちの生活のあらゆる場面で混乱を招いています。

ウイルスに感染しないためにマスクを着用することはもちろん
殺菌、除菌スプレーを色々な所に撒いている方も多くいらっしゃることでしょう。

ウイルスを殺菌することは、慣行農業ととてもよく似ています。

ウイルスが発生する⇒殺菌する
田畑に虫や病気が発生する⇒農薬をまく

しかし農薬をまくと、虫や菌はそれに対して抵抗性を付け進化します。
なので、農家は新しい農薬をまかなければなりません。

このサイクルから抜け出すのには非常に困難なことです。

新型コロナウイルスもこれと同様で、抵抗性を付けて進化し
第二、第三と発生する可能性も否定できません。

わたしたちは今一度菌と向き合い
自然界に則した生命活動を、見直すべきなのかもしれません。

私たちの体の免疫力を高めるために増やすべき善玉菌

便秘

新型コロナウイルスに限らず
私たちの体は常にたくさんのウイルスや病原菌にさらされています。
ウイルスや病原菌から私たちの身を守ってくれるのが、免疫細胞です。

免疫細胞の多くは、腸内にあります。
この免疫細胞を活性化させるのが、よくきく善玉菌です。
腸内には善玉菌の他に、悪玉菌と日和見菌がいます。

腸内

これらの菌たちが常に腸内で一定の割合で共存していることにより
キレイな腸内環境が保たれ、私たちの体を健康にしているのです。

つまり、免疫力を高めるには、善玉菌を一定の割合で保ち
免疫細胞を活性化させることが重要なのです。

発酵食品

善玉菌を増やす食べ物に有効なのは
菌たちがその中で生きている発酵食品を摂ることです。

そして、添加物や化学物質の含まない
腸内環境を汚さない食べ物を摂ることも重要です。

化学物質が含まれる農薬は腸内環境を乱す!?

洋食

和食、洋食、中華。
様々な食を楽しむことができる現代は
飽食の時代とも呼ばれるほど、私たちの食生活を豊かにしました。

日本は戦前まで、和食中心の食生活を送っていました。
戦後の改革により農薬が導入され作物の量産に成功すると一気に人口が増加。
日本は豊かな国になりました。

しかしそれと同時に
花粉症などをはじめとするアレルギーやぜんそく、アトピー、自己炎症性疾患
ストレス関連からくるメンタルヘルスが増えているという事実があります。

風邪をひく男性

日本は戦前まで、アレルギーの人はほとんどいませんでした。
戦後の改革により爆発的に利用された化学物質
その原因の一つとも考えられています。

工場

化学物質の一つには、農薬も挙げられます。

そして化学物質は腸内環境を乱し
免疫力を低下させる可能性が高いということが近年の研究でも分かりつつあるのです。

無農薬米は腸内環境を整え善玉菌を増やす効果が期待できる

玄米ごはん

農薬や肥料を使わない栽培方法を、自然栽培といいます。
自然栽培は、不純物が含まれていない土と水、日光の力だけで作物を育てます。

自然栽培の土壌の中には、多様な菌や微生物が生きています。
農薬や肥料を使用しないからこそ
菌や微生物が活き活きと生きることができるのです。

これら土壌の中で生きる微生物や菌は、お米を力強く育てます。
農薬や肥料など化学物質一切含まずに育ったお米は、腸内環境を乱しません。
善玉菌に必要なオリゴ糖などの炭水化物として、吸収されます。

そして、善玉菌たちの活躍によって免疫細胞が活性化され
私たちの体をウイルスに負けない丈夫な体にしてくれるのです。

離乳食と赤ちゃん

新型コロナウイルスにより
口にするものにも気を付けているという方は多いことでしょう。

しかし、私たちの体もいわば自然の産物の一つであり
人類は自然の中で生きてきた生物の一つなのです。

菌や微生物の存在意義を改めて認識し
私たちの生命活動とは何か、見つめ直す機会が与えられているのかもしれません。

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