自然栽培においてなぜ自家採種は重要視されているのか?

種籾
こんにちは!
ナチュラルスタイルの瀬上です^^

一年を通して温暖な気候の天草では
昔から早期米の栽培が盛んです。

天草の米作において全体の8割を
早期米コシヒカリが占めていて
7月~8月には収穫されます。

天草の自然栽培米農家、川﨑さんの
早生コシヒカリも、いよいよ収穫を迎えます。

ナチュラルスタイルの自然栽培農家さんはみな
長年、自家採種した籾種から
自然栽培米作りをしています。

自然栽培米においてよくきく自家採種。
その重要性とは…?

そもそも自家採種とは?

収穫時の稲

自家採種とは
農家が自ら生産した作物から
種子を採取することをいいます。

作物は、一つの種から生まれます。
お米も、一粒の籾種から苗の芽が出てきます。

全ての生命の源が
小さな種に詰まっているんですね。

米作において一般的には
販売されている種子更新された種籾を使用します。

種子更新された種籾は
固有の特性をそなえた種子で生育も揃います。

お米の収量や品質も安定するので
同じ規格の作物を大量に作って売ることが求められている
現代の多くの農家は、種子更新した種籾を使用します。

野田さん苗

しかし、一般的に売られている作物の苗は
種のうちから農薬で消毒されたり
高い温度で発芽されたものなので

その後の成長において虫がつきやすく
病気にもかかりやすい傾向にあるといわれています。

これらを防ぐためにも
農薬や化学肥料が必要となるんですね。

自家採種はなぜ重要なのか

苗床作業

自然栽培では、田んぼの土に肥料を与えませんし
稲にも農薬をまきませんが
籾種の段階でも、肥料や農薬を与えません。

肥料や農薬の影響を受けていない籾種から稲を作り
その稲からまた籾種を採る。
そしてその籾種からまた稲を作る。

このサイクルを続けることで
自然のパワーがつまった、力強く純粋な
自然栽培米が実ってゆくんですね。

天日干し

こうして何年も自家採種を続けると
自然栽培環境で育った遺伝情報が引き継がれ
自然栽培米農家オリジナルのお米になります。

自家採種は、手間のかかる作業です。
買った方が効率が良いので
多くの農家さんは種を買ってきて育てます。

自然栽培米

しかし、自家採種は
自然栽培農家さんが世界で一つだけのお米を作るための
とっても大事な作業なんですね。

自家採種を15年以上続けている富田さんの想い

冨田さん自家採取インタビュー

自家採種をする農家さんは
年々減り続けているといわれています。

時代の流れと共に種に対する価値が変わり
種は採るのではなく、買うものだという傾向に
変わりつつあるからです。

そんな中、自家採種を15年以上続けている
自然栽培農家さんがいます。
熊本県菊池市七城町の冨田親由さんです。

冨田さん自家採取インタビュー

安心安全の食を追求して40年以上の富田さんは
なぜ自家採種にこだわっているのでしょうか。

ナチュラルスタイルで取り扱っている自然栽培米は
全て、農家さんにより自家採種された種籾から育ったお米です。

無農薬・無肥料の自然栽培米水田で生き抜いてきた
生命力の溢れる遺伝子を継いだお米をお届けします。