【在来種米】って何?自然栽培農家:みとりさん、情報番組に出演!
熊本県七城町で在来種を自然栽培している米農家・實取義洋さんが
熊本の情報番組で放送されました!
(放送は、去る10/28 RKKテレビタミン)
無農薬・無肥料の自然栽培で、在来種米の【穂増】(ほまし)を
作っている實取さんの活躍と「穂増」の素晴らしさが伝えられていました^^
これを機に、在来種米の魅力も広まっていくといいですね。
在来種米って何?
「在来種」とは、元々野生で生息していた稲などを人間が「農耕用」に
厳選して種を摂り、翌年にその中から一番出来の良いものをさらに選んで、、、
と何代も繰り返してきたものです。
いわゆる「固定種」といわれ、伝統野菜・地場野菜の類で
その地域の気候風土のなかで選別や淘汰され続け固定化していったものです。
身体に優しい在来種
昔ながらの在来種は、消化吸収がゆっくり目で身体への負担が少なく
お米アレルギーも出にくいとされています。
それは、現代社会のニーズに応えるべくされてきた慣行栽培のお米とは違い、
ご先祖様が長きに渡り食してきた「在来種」の組成が故に、です。
自然栽培ではないお米を食べることで、消化不良やアトピーなどのお米アレルギーを
発症する子供たちが増えてきています。
戦後は、その時代の流れとともに、非効率な自家採種をやめ
毎年F1種を栽培することになった結果、今日のスーパーや八百屋では「固定種」が消えていきました…。
【旭一号】と【穂増】の稲刈り
「旭一号」は明治時代から品種改良されていないお米です。
現在、ほぼ栽培されていません。
実際に實取さんも栽培してみると、それは大変だと言います。
「でもやめてしまえば、それをする人が誰もいなくなる」
「大変だけど、気づきもたくさんくれるし、食べた時に笑顔になるお米がつくりたい!」
と栽培に取り組んでおられます。
まとめ
2020年、今年は新型コロナウイルスの流行から始まり
令和2年7月豪雨、日照不足、ウンカの大量発生、、、。
ホントに色々大変な年でした。
これは農家さんのみならず、日本、いや世界の誰しもが身に染みたような年でした。
こんなに色んな出来事が集中して起きたのも今年は際立っていました。
オリンピックまでもが延期になりましたからね、よっぽどです^^;
当然、稲にとってもとても厳しい環境であったことは間違いないのですが
實取さんの「旭一号」と「穂増」は、何とか稲刈りに辿り着いていました^^
収量はもちろん少なくなっていますが
そんな中でも、農家さんたちは前を向いて取り組んでおられます。
そのブレない軸をお手本に私たちも前を向いて進んでいく他になく
笑顔を忘れずに生きていきたいですね!
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