だから、自然栽培を続けてくることができた!その明確な理由とは?
こんにちは!
ナチュラルスタイル、スタッフの木村です^^
無農薬・無肥料で自然栽培米を作っている方は全体の0.05%未満…
現代農業は、農薬と肥料を使用するのが当たり前なので
周囲の農家さんと関係が難しくなることがあります。
熊本県天草市で自然栽培米をつくる川﨑眞志男さんは
無農薬栽培を開始してその歴史40年以上となりました。
肥料使用もやめて自然栽培歴は10年以上が経ちます。
非難もある中、どのような想いで自然栽培を続けてこられたのでしょうか?
なんで自然栽培を続けてこれたのですか?
自然栽培に挑戦される方はいらっしゃるのですが、途中で挫折される方も多い。
周りの人たちから
「やめてくれ」とか
「収量が少ない問題」
ということがあるようです。
川﨑さん曰く、「結果的に、僕には目標があった」
「あなたの健康から地球環境の改善までつながれば」
という想いがブレなかったと言います。
応援されるより、むしろ非難された
「始めた当初はお袋が大反対でした」
稲を作っているのか何を作っているのか?(笑)というくらいに
雑草がボーボーで、除草剤を撒けば5~10分ほどで終わることを
人手でまかなっていましたから。
除草機で1回1時間かかることを2回やります。2時間掛かるんですね。
そのあとの残りを1人区8時間、2人区で16時間費やします。
合計すると18時間を使ってやっていたんです。
しまいには、兄貴も口を挟んできて
「もう、やめろ。」と(笑)
「そんなことしてたら身体を壊すことになる!」と。
家の中では総スカンですよ(笑)
5~6年はそんな状態でした。
辞めようと思わなかった
周りから、どうこう言われても
「目標があったから、やめようとは思わなかった」
「世の中、思い通りにはいかない」
それが常識として認識されていることが多い状況で
川﨑さんは「そうではなかった」と言います。
「僕の場合は思い通りになった。僕にはマイナスがなかった(笑)」
「なんだかんだで、凹むことなく、全て前向きに捉えてきた」
「農業界隈では後継者不足に悩まれている方が多いと聞くが、それも問題ない」
今は娘婿さんが繊細な性格のうえ、一生懸命やってくれていて言うことは無い、そうです^^
今後も川﨑さんは動けるうちは、やり続けて
「みんなが食べて元気になるお米を作っていきますよ」
と笑顔でおっしゃっていました^^
まとめ
聞いてみれば、農業に限ったことではなく
普通に「人生訓」として学ばなければいけないお話だったと思います。
他人様だけでなく、身内からも非難ごうごうという雰囲気でも
動じることや右往左往することなく、自身の信じた道を淡々と歩いてゆく。
ただひたすらに目標に向かって進んでいく。
一見、誰でもできることで誰でもやろうと思えばやれることだけど
誰しもがやり遂げるわけではない。
「ひたすらにやり続ける」
言うは易く行うは難し、とはよく言ったものです。
まずそれには「想い」から始まるのではないでしょうか?
目的や目標があることで、想いの軸がブレない。
これは何にでも共通の「普遍の法則」ではないか?と感じる今日この頃です。
川﨑さんのパワーが宿る、お米のパワーで元気を頂戴したいと思います!