気付いたらいつの間に…プロの保存法を手本にカンタン米カビ対策!

更新日:2021年2月21日 公開日:2020年6月11日


梅雨入りした今日。
お風呂場にカビが生えてしまった…!
というご家庭も少なくないでしょう。

高温多湿なところが大好きなカビ。

毎日食べる主食のお米にも
カビが生えてしまうことがあります。

カビが生えやすい条件下と対策について
ご紹介いたします。

こんな保存方法は要注意!カビが好む温度と湿度とは?

①日が当たる所や、冷蔵庫、レンジの近くに置いている
②シンクの下や床などに置いている
③ビニル袋に入ったお米をそのまま口を開けて使っている

以上の点に一つでも当てはまるのは要注意!
このままではどんどんカビが生えやすくなってしまいます。

カビが生えやすいのは…

・湿度80%以上
・気温25度以上

といわれています。

日本の梅雨(6月、7月)の平均的な湿度は75%
気温は22℃~26℃ですので
やはり梅雨は、カビが活発に繁殖する時期なんですね。

米は米屋!プロが教えるカビ対策!

お米のことをよく知っているのは米農家さん。
米農家さんは、専用の冷蔵庫でお米を保管しています。
その環境下は…

・温度15度以下
・湿度70%

昔は、今のように冷蔵庫がありませんでした。
なので、低温低湿の蔵の中で保存していました。

蔵は夏でも涼しい作りで出来ていて
分厚い壁は吸湿性に優れているので、最適な保管場所だったのです。

自宅で簡単にできる方法としては
ペットボトルなどの密閉容器にお米を入れ
冷蔵庫の野菜室へイン。

こうすれば、お米も外気に触れないので
酸化を防ぐことができます。

野菜室がいっぱいいっぱいの時は通気性の良い冷暗所へ置き
米びつをこまめに掃除しましょう!
市販のカビ防止剤も役に立ちます。

気を付けて!こんなお米はカビが生えているお米!

カビといえば、フワフワした青緑色のものを思い浮かべます。
でも、お米に生えるカビには見た目では分からないものも。

まず、匂いです。

見た目はいつもと変りないのに
近くで嗅ぐと、鼻をつく異臭がすることがあります。
炊いて初めてわかるときもあります。

もちろん、食べてはいけません!

次に、手触りです。

手でお米をすくったときに、しっとりしていたら要注意。
よく見ると、米粒が粉っぽくなっていることも。

品質が保たれているお米は
白くてサラサラした、お米の味本来の匂いがするお米です。

異変に気付いたら
保管場所、容れ物、一度に入れる量を見直し
保管方法を変えてみましょう!

自然栽培農産物商品一覧

メルマガ登録はこちら

LINE登録はこちら