冨田自然栽培黒豆はなぜ最高級の美味しさと大きさなのか

更新日:2021年2月21日 公開日:2020年2月10日

おせち料理には欠かせない黒豆。
それには「まめに働く」「まめに暮らす」といった語呂合わせもありますが
元氣・丈夫・健康という意味もあります。

その中でも高級黒豆といわれる「丹波の黒大豆」
人気グルメマンガ『美味しんぼ』でも登場し、食通の間ではファンも多い豆です。

熊本県菊池市の自然栽培農家、冨田親由さんは
この丹波の黒豆を無肥料・無農薬で育てています。

黒豆の魅力と、冨田さんの作る黒豆についてご紹介致します。

「黒いダイア」と呼ばれる丹波の黒豆

丹波の黒豆

丹波の黒大豆は、黒いダイヤと呼ばれるほど貴重な存在であり
煮ると美しい艶のある黒色となります。

一般的な黒豆よりも粒が大きいのも特徴の一つです。
粒が大きいほど「縁起が良い」とか「景気がよくなる」といわれています。
丹波の黒豆は縁起物としても重宝されています。

そんな丹波の黒豆、実は天候の影響に大きく左右されるデリケートな品種なので
栽培が難しいといわれています。

さらに栽培期間の長い晩生の品種で、開花から登熟するまでの日数は約100日かかります。
(一般的な黒豆は、70日ほどです)

収量も一般的な黒豆に比べると約半分。
一粒一粒に手間暇がかけられているんですね。

冨田さんが作る最高級の黒豆

冨田自然栽培丹波の黒大豆天日干し

冨田さんの畑では、ご家族で丹波の黒大豆を無農薬・無肥料で育てています。
冨田さんの作る丹羽の黒豆は、通常の黒豆より4倍以上も大きいのが特徴です。

黒豆比較

栽培が難しく、機械を使用するとキズ豆や割れ豆が多くなってしまうという丹波の黒豆は
一つ一つ丁寧に手間暇をかけて育てる自然栽培こそ向いているといえます。

冨田さんは、収穫後の丹波の黒大豆を天日に干して乾燥させます。
一粒一粒、黒大豆の状態を見て選別しお届けしています。

丹波の黒枝豆はその粒の大きさや色だけでなく
独特のコクや甘みに加え、濃くて深い味わいが人気です。

冨田自然栽培丹波黒豆煮

冨田さんの黒豆は粒が大きいので、食べ応えも十分です。
甘く煮れば、おやつとしてもぴったりですね!

大福や黒豆茶にも活躍する黒豆です。

黒豆の栄養とは?

冨田自然栽培丹波の黒大豆天日干し

黒豆には、現代の多くの成人が抱えている生活習慣病に効果的な栄養がバランス良く含まれています。

まず、全ての必須アミノ酸をバランス良く含んでいるタンパク質。
血や筋肉を作る素となるこのタンパク質が100g中に33.9gも含まれています。

そのほかに、カルシウムも黒豆100gに190mgも含まれています。
カルシウムは成人女性で650mg必要といわれているので
黒豆100gで約30%をまかなうことができます。

豆大福

赤血球に含まれるヘモグロビンの材料になる鉄分も豊富で
黒豆100gには5.7mgの鉄分が含まれています。

黒い色素は、アントシアニンというポリフェノールの一種です。
アントシアニンは血液をサラサラにしたり、老化防止に高い作用があるといわれています。

黒豆茶

そのほかに、食物繊維やカリウムも含んでいますので
便通の改善やむくみにも効果が期待できます。

栄養満点の黒豆をマメに取り入れることで
健康的な食生活を送りたいですね。

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