病気とは?|自然栽培米農家が考える病気の捉え方
こんにちは!自然栽培米専門店ナチュラルスタイルの井田敦之です。
皆さんは、「病気」と聞いてどのようなイメージを持ちますでしょうか?
多くの方は、マイナスのイメージを持つかもしれません。
それは当然です。自分のしたい事ができなくなるし、体はしんどく辛いし、良いことは何も無いなんて思いますよね。
さて、今回は、無農薬・無肥料の自然栽培米作りに取り組む熊本県球磨郡の桑原とも子さんに病気に関して、どのように捉えているのかを伺いました。自然栽培農家さんは1000人に1人くらいの割合ですが、やはり違う視点をお持ちですね。
現代社会では糖尿病、肥満症、高血圧症といった、いわゆる生活習慣病が増えている一方で、自然に身を委ねて生きられている桑原さんは「ほとんど病気をしたことがない」と言います。
桑原さんの生き方や考え方に何か健康に生きるヒントがあるのか伺ってみました(最後に動画もございます)。
病気とは「自分への問いかけ」
現代の農業の99.5%は農薬を使用して栽培しています。さらに無肥料の自然栽培となるとごくわずかの人しか栽培しておりません。
つまり、自然栽培米農家さんとは世の中の常識とは違う考え方を持っている方なのです。
今回は、「病気」をテーマに熊本県球磨郡の女性の自然栽培米農家桑原とも子さんに質問させて頂きました。
井田「病気は、一般にマイナスに捉えがちですが、桑原さんはどのような捉え方をされているのですか?」
桑原「自然界なくして人は生きていけません。“自然”から離れるほどに歪みが生じてきて、
それが大きくなると結果として病気になる、形として現れてくると思います。」
井田「自然から離れてきた生活を見直す感じですか?」
桑原「もっと深いところで感じるイメージですね。表面上だけで自覚する話ではなく、自分自身の内面へ問いかけをするイメージです。」
桑原さんにとっては、病気は単なる表面的な現象でなく、自分の内面に問いかける時だと言います。表面的に薬で治すなど一時的には楽になりいいかもしれませんが、病気は体からの声として受け取ると何か新しい気付きがあるかもしれません。
自然体で生きるために意識していること
お話を伺うと桑原さん自身は「あまり病気にはならない」と言います。
桑原さんは、健康面で何か大事にしているポイントがあるのか?
話を伺って分かりました。桑原さんは自分の心の声に正直に従っているのですね。
例えば、桑原さんは
「どこでも寝っ転がりたいと思えば寝転がっちゃう(笑)軽トラの上で昼寝もしちゃうし、恥ずかしくもない。」と仰っていました。
普通は、周囲の目が気になりますよね?
自分の心と行動を一致させることは大事なんですが、なんせ周囲の目が気になります。
桑原さん曰く、自分の心の声に従うことは
「自分自身の心と体のバランス」、「自然界との循環、調和」に繋がると言います。
自分の体を単なる物でなくエネルギーとして考えているのが話を聞いていて分かります。自分の声に正直に従うことは自然界とのエネルギー循環がスムーズにいくと考えているのですね。
【動画】自然栽培米農家が考える病気の捉え方
まとめ
私(井田)は、日頃から自然栽培米農家さんに触れる機会があり、いろいろとお話を伺うことが多いのですが、いつも思います。おもしろい考え方だなぁ~。と
病気とは「自分への問いかけ」、
自分の心に正直に従って生きる、私自身もこの言葉を心に留めておこうと思います。
桑原さんみたいに寝たい時は寝る、食べたい時に食べると自然体で生きると良さそうですが、桑原さん曰く、したいと思う人はして、したく無い人はしない方が良いと。
誰かがすすめる健康法が完璧でなく、やはり、本当の自分の心に従う方が良いのでしょう。
自然体で生きることが難しい事情の方もおられるかもしれませんが
「自分自身の心と体のバランス」を少しでも意識されると良いかもしれません。