【動画】無農薬でお米は作れるのか?雑草や害虫の対策は?
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こんにちは!
ナチュラルスタイル、スタッフの木村です。
「無農薬でお米ってできるの?」
とっても素朴で、真っすぐな疑問だと思います(笑)
日本では1952年頃、大体戦後から稲作で農薬が使われ出して
現在では、ほとんどの箇所で農薬が使用されています。
そこで、実際に無農薬でお米を作っている人に聞くのが一番だろう、
ということで、熊本県菊池市で無農薬・無肥料で栽培されている
片岡さんに直接、お話を伺いました!
動画は一番下にあります(5:52です)
無農薬栽培でお米作りして、5年経ちます
「お米の食味ランキング」10年以上連続特A地域である熊本県菊池市で
既に5年以上、無農薬・無肥料で自然栽培米を作っている片岡耕太郎さん。
はい、いきなりですが答えは出てしまいました(笑)
そうです。
無農薬・無肥料でもお米つくりはできるし、稲もしっかりと育ってくれるんですね^^
非常識かも知れませんが、世の中は常識を疑ってみることも時には大事です。
「害虫と雑草」はどうしてるの?
無農薬栽培において課題と言えば「虫と草」です。
この2大課題とも言えることについては、どのように対策されているのでしょうか?
「虫に関して言えば、実が柔らかい時に虫がついてきて茶色い米や粒が欠けたりするのは
当然、数パーセントはあります。
でも、それこそがある意味で自然栽培の副産物という捉え方で、体内に入ったからといって
特に害があるでもなく、気になる方は取り除いてください」
「雑草については、菊池市で18年経ちますが、ジャンボタニシと農家さんが上手に共存していて
田植えをしてすぐは、彼らは柔らかい草と勘違いして食べ尽くそうとします。
なので、最初の頃は浅水するなど気を使います。その後は深水にしますが
どうしても高いところと低いところで低い方は食べられやすいですが、そこは捕食用の稲を用意します」
通常、ジャンボタニシは害虫扱いですが、最初の2~3週間さえ乗り越えれば
そのあとは、ジャンボタニシが雑草を食べて処理してくれるので逆に手間が省けている!と言います。
自然の力だけで、どれくらいお米はできるの?
今の日本での収量としては、「一反あたり9俵」というのが平均的な収量です。
無農薬かつ、無肥料で栽培している片岡さんのところではどうでしょうか?
「6.5俵くらいですかね」
農薬を撒いたり、肥料を使わずして
土と水、お天道様の力でもそれだけの収量を得ることができるのですね^^
「無農薬では、お米なんて全然できないんじゃないの?」と思いがちではありますが
実際に、実践されて、実感されている片岡さんのお話は勉強になりました!
動画はこちら↓↓