自家採種で自然栽培米-自然パワーの力強さと純粋さのサイクル

更新日:2021年2月19日 公開日:2020年9月28日

こんにちは^^
ナチュラルスタイル、スタッフの木村です!

無農薬・無肥料で農作物を作っていても
そもそもの元=種に何らかの原因があれば
それはアトピーなどのアレルギー体質の方にとって症状を引き起こすことになってしまいます。

ほとんどの場合、農家さんは種苗会社からタネを購入します。
しかし、その種は農薬や化学肥料を使って育てられたものから採取され
さらには種子消毒まで受けたりしています。

自家採種することへのこだわり

桑原米米粒

自家採種とは、自分のところで栽培した農作物から直接タネを採ることです。
(種苗の自家増殖、原則禁止などありますがこの限りではありません)

種苗会社からの種は、肥料使用前提での品種改良や種子消毒が当然だと言えます。
タネが化学物質に汚染されていては、本当の意味で「安心安全」とは言えません。
自家採種すれば、安心安全なお米を栽培することができます。

種の中にも肥料・肥毒が残っているので、それを抜かなければいけない。

同じ農家さんが、同じように栽培したのに
購入した種から栽培したものだとアレルギー反応が出て
自家採種のものではアレルギー反応がでなかった、
というのは、それが事実だと言える結果ではないでしょうか?

自家採種を続けていくとどうなる?

野田自然栽培米

お米も生きています。

お米たちも、いかに優秀な子孫を残すか?としているわけで(きっと笑)
お米自身も、そして「種」の中にもその力を備えようとするわけです。

聞けば、やはり自家採種を続けていくことで
「種籾」自体も大きいし、胚乳(いわゆる米の部分)にもしっかり栄養分が入るといいます。

寒い土地では寒さに耐えるエネルギーを持ち、それを食べる人間の身体を寒さに適応させてくれる
といったように、その土地土地に適合した種になり
私たちもその風土や気候に適応した体に、自然に馴染んでいくものだと思います。

もちろん、種からNO化学物質だから、
アトピーや過敏症といったアレルギー体質の方にも安心安全であり、

そのような人たちからも症状の大幅な改善、気性が穏やかになる
基礎体温が上がった、などの報告があります。

見た目より「味」わい!

ヒノヒカリ明太子ごはん

一般的に販売されている種苗、F1種で栽培すれば
一定の収量や見た目、バランスを見込むことができ、きれいに揃った稲が出来上がります。

自家採種の場合は、背丈や太さ、大きさといったことにバラつきがでますが
「よそのを食べた後に自分のお米を食べると、やっぱり美味しい!」
と自然栽培農家さんは言います。

それは自慢でも何でもなく、体感として実感されているんだな、
というのは伝わってきますし、頂くお声を拝見しても事実だと確認できます。

違う土地から、見た目や発育が違う種を同じ田んぼに植えても、そんなにおいしくなりにくいそうですが
同じところで背丈や熟すまでの期間が違った種籾なら、
また同じ条件下で栽培すれば見た目とは裏腹に、また美味しく出来上がる、と言います。

農家さんであれば、収量も気にはなるところですが
無理に追うことはせず、自然に逆らわず、
今年も自家採種用にちゃんと種籾を確保していてくれます^^

まとめ

テントウムシ

自家採種を続けていくと、その育ちは病気などにかかりにくく元氣に育つようです。

なぜか?
その土地の気候や土壌、虫の種類や草の種類、これらすべてをその世代は記憶し
自分自身でアップデートし成長する。
そして、その情報を取り込んで次の世代では初めから抵抗力も備えている
だから年々強くなる(笑)

種を残す=子孫を残す。
これは、人間も植物も一緒の営みです。

生命のサイクルとも言えるこの営みを、人間が勝手にいじくりまわすのは
如何ともしがたい、といえるのではないでしょうか?

現代の食事に欠かさずお米を頂くことが出来るのは、これまでの開発等のおかげ
というところも多分にあるとは思いますが

もっと人間も植物も多様性や個性、独自性なんかも共存できると
VR(仮想現実)なんかではなく、本当の新しい世界も開けるのかな?とは思います^^

 

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