脳にも身体にもいいこといっぱい!良く噛む8つのポイント

更新日:2021年2月19日 公開日:2020年8月17日

噛む子供

こんにちは!
ナチュラルスタイル、スタッフの木村です^^

お盆も過ぎて、日常に戻った方も多いでしょうか?
なにせ、今年の夏はいつもと違い、帰省やお出かけといったところでも
例年通りの行動は取りづらかったのではないでしょうか?
引き続き、気を引き締め直していきましょう!

さて、現代の食生活は、やわらかい食材、柔らかく調理されたものが増え
「子どもたちの噛む力が弱まっている」と言います。

「とろける◯◯」「フワフワ食感」など、噛まなくて済むものが
おいしさ基準のようになっている現代の傾向。
でも、日々食する日常食では「よく噛んで食べる」ことがとても大切です。

噛まないことの弊害、噛むことの恩恵

卑弥呼

平成元年、80歳になっても自分の歯を20本以上残そう!と「8020運動」が呼びかけられました。

卑弥呼の時代には現代の6倍は噛んでいた、と推測されています。
「咀嚼(そしゃく)」が充分でないと、歯並びが崩れ、口のまわりの筋肉も発達せず
滑舌も良くならず、意欲性にも欠けるとされています。

これを時間を掛けて訓練、治療することで、
筋肉が発達して顔が引き締まり、性格も活動的に変わってゆくそうです。

人は穀物類を食し、よく噛んで顎(あご)を使うことで脳に刺激を与え、生命力を高めてきました。
赤ちゃんに歯が生えることで言葉を覚え始める、というのも関連しています。

また、よく噛んで食べる子どもは、ウイルス性に感染しにくい、風邪をひきにくい、ことも分かっています。

噛んで得する8つのポイント

8ポイント

1)胃腸の働きを促進
唾液中の消化酵素の分泌が盛んになり、細かくかみ砕くことで胃腸の負担を軽減します。

2)歯周病、虫歯、口臭の予防
唾液の分泌増加により、お口の中が清掃され抗菌作用が働きます。

3)肥満の防止
ゆっくりと、そしてたくさん噛むことで満腹感を獲得し食べ過ぎを防ぎます。

4)脳の働きを活発化
よく噛むことにより脳への血流が増加し働きを活性化し、脳の老化を防止します。
反射神経・記憶力・判断力・集中力が高まります。

5)体力の向上
全身への活力がみなぎってきます。

6)味覚の発達
じっくりと味わい、味覚が発達してきます。

7)発音がはっきりする
お口のまわりの筋肉が発達することで、言葉の発音がハッキリとしてきます。

8)がんの予防
唾液中の消化酵素には、発がん性物質を抑制する効果があると言われます。

よく噛んで食べる!

噛むラクダ

噛むこと=唾液の分泌 とも言えるのですが
前述のように、唾液には、ガン予防、ボケ防止、糖尿や肥満の防止、消化吸収の助け、情緒安定
視力回復などたくさんの効用が認められています。
食べ物を30秒唾液に浸けておくだけで発がん性物質のほとんどがなくなる、という実験結果も出ています。

また、噛んでいる時に動くのはお口だけではありません。
顔の部位で他に動いているところと言えば、、、「こめかみ」です^^

米を噛んで動くから、こめかみ。
昔に、硬い生米をよく噛んで食べていたところから「こめかみ」の語源になったのではないか、
ということです。

まとめ

味噌汁を食べる女性

よく「噛む」ことは健康維持、老化防止、美容効果もあり、免疫力の向上にも一役買ってくれます^^
「よく噛んでお食べ」 昔の人はいいこと言いますね(笑)

補足ですが、唾液の分泌は、消化の助けだけでなく抗菌作用、殺菌効果があります。
虫歯や歯周病を予防し、健康で丈夫な歯と歯茎を維持します。

そして唾液に含まれる酵素は食品の発がん性を抑制する効果があり、がん予防につながると注目を浴びています。
腸内環境が整ってくるので「免疫力UP!」が期待できます^^

さらに「お肌の老化防止」「肌荒れ」や「ニキビ」の改善効果もあります!

「噛む」ことで全身に力が入ります。
スポーツ選手がマウスピースをつけたりするのは、歯を守るだけでなく体に力を入れてパワーを発揮するためでもあります。
手足とともに、口もしっかりと動かして五感と運動能力を活性化しましょう^^

認知症予防や肥満防止にもなる「しっかりと噛む」こと。

何も特別な運動や薬やサプリメントを摂取しなくてもできる究極の「美容健康法」なのかもしれないですね !

自然栽培もの、身体に良いものを食べるだけでなく、よく噛んで食べることも大切にしましょう^^

 

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