味噌はなぜ体に良いのか?発酵食品を作る菌が人類を救う!

更新日:2021年2月21日 公開日:2020年4月7日

味噌蔵

わたしたち日本人の食生活を支えてきた味噌。

古代中国に起源に持ち
日本には、平安時代に伝来したといわれています。

この頃の味噌は、今のように調味料として使うのではなく
食べ物につけたり、なめたりしてそのまま食べていました。

また、地位の高い人の給料や贈り物として扱われるなど
庶民の口には入らない、贅沢で貴重な食べ物だったのです。

現在では様々な原料で作られ
味にもバリエーションがある味噌。

大きく分けて米味噌、麦味噌、豆味噌、調合味噌の4種類に分類されます。

その土地の気候や風土に合わせた作り方によって
味や色に違いが生まれた味噌。
よく体に良いとききますが、なぜでしょうか?

それは、発酵食品だからです!

菌の活躍で生まれる発酵食品

発酵食品

発酵食品と一言でいっても
とても奥深いものです。

体に良いとはよく言われますが
発酵食品とは、そもそもどのような過程で生まれる食品なのでしょうか。

そもそも発酵食品とは

食材を微生物などの作用で発酵させることによって加工した食品

と定義されています。

微生物”ときくと
「腐れてるんじゃないの!?」
「ばい菌がたくさんついているの!?」

と思う人も多くいらっしゃることでしょう。

ぬかづけ

でも、この微生物というのは
乳酸菌や麹菌、納豆菌、酵母菌などの微生物(菌)のことで
わたしたちの体にはとっても良く働いてくれる菌なのです。

これらの菌が食材に付着することで成分を分解し
もともとその食材にはなかった栄養成分が増えたり
うまみが増したりするのです!

つまりこの過程が、発酵というわけですね。

発酵食品には、醤油や納豆、チーズ、ヨーグルト、キムチやワインまで
実にたくさんあります。

便秘

発酵食品の乳酸菌や納豆菌などは、おなかの中で善玉菌を増やし
腸内環境を整えます。

さらに免疫力の向上にもパワーを発揮するので
丈夫な体作りには欠かせない食べ物なのです!

医学的にも注目されている味噌の効能

スプーン一杯のみそ

昔から、味噌は「医者いらず」と言われているほど
私たちの健康的な食生活を支えてきました。

では具体的に、どのような栄養が含まれているのでしょうか。

味噌には、生命を維持するために不可欠な
必須アミノ酸8種類がすべて含まれています

味噌の主な効能は以下です。

①がんの発生リスクを抑える
②コレステロールの上昇を抑える
③老化を防止する
④生活習慣病を予防する。

実験

日本人に心臓病の疾患が欧米に比べて少ないのは
味噌汁を代表とする大豆食品を食べているからと唱える医者もいます。

医学的な観点からも
味噌の効能について、研究成果が多く発表されているんです。

自然栽培の大豆から作られた味噌で、より体に優しく!

冨田自然栽培味噌

熊本県菊池市の自然栽培農家、冨田さんは
無農薬・無肥料の自然栽培米、自然栽培押麦、自然栽培大豆のみを使用し
10ヶ月以上天然醸造で熟成させた自然栽培味噌を作られています。

冨田さんが育てている大豆は、2種類あります。
黒大豆緑大豆です。

黒大豆は、お節料理にも登場する黒豆です。
冨田さんが作っている黒豆は丹波の高級黒豆です。

自然栽培黒大豆

黒いダイヤとも呼ばれ、通常の黒豆の約4倍もの大きさです。
煮ると、ふっくらとツヤツヤ輝き
独特のコクや甘みに加え、濃くて深い味わいが特徴の黒豆です。

緑大豆は、国産の大豆の中でも大変希少な大豆です。
栽培が難しく病気にかかりやすいからです。
従って流通量も少なく、スーパーにはなかなか売っていません。

自然栽培緑大豆

脂肪分は通常の大豆より半分近く少ないのが特徴で
加熱するとホクホクと甘い味がします。

冨田さんはこの緑大豆を育て、さらに味噌の原料にしています。

冨田自然栽培大豆畑

冨田さんが育てた黒大豆と緑大豆から作る味噌は
3種類あります。

一つは天然菌黒大豆味噌です。
原材料は、自然栽培黒大豆と、自然栽培米、そして天然塩です。

冨田自然栽培天然菌黒大豆味噌

二つ目は、黒大豆味噌
原材料は、自然栽培黒大豆と、自然栽培米、自然栽培押麦、そして天然塩。

冨田自然栽培黒大豆味噌

三つ目は、緑大豆味噌
原材料は、自然栽培緑大豆、自然栽培米、自然栽培押麦、天然塩です。

冨田自然栽培緑大豆味噌

味噌汁だけでなく
味噌豚や西京焼き、魚の味噌煮など
幅広く活用し、丈夫な体作りに役立ててゆきたいですね。

自然栽培農産物商品一覧

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