稲刈りが始まっています^^稲刈りからの脱穀、乾燥などの風景
いよいよ、稲刈りの時期に突入しています!
タイミングやその時期はそれぞれ各地域によっても様々ですが
早期米なんかは今月末には出荷・販売が始まりますね^^
小雪、豪雨、川の氾濫や酷暑など今年も自然の天候は様々でしたが
美味しいお米が皆さんの元にお届けできれば、と思っています!
脱穀の伝統農具からコンバインへ
稲刈りは、稲刈り機・コンバインで田んぼの四隅から刈っていきます。
刈り取った稲から脱穀(茎から外すこと)しながら、処理後の藁を後方から落としていきます。
近くに田んぼが無いと、そのような風景もお目にかかる機会も少ないかも知れませんが
ふと、田園風景を目にすることがあったら、今時分(9月~)頃は
コンバインでの稲刈りの様子が見られますよ^^
その昔は、この脱穀作業も人の手で行っていましたので、相当の労力があったはず。
自動化できる部分は、機械の進歩もありがたいところですね。
8月からも始まっている早期米
一般的な田植えより早い4月頃から始め8月の一番暑い時期に稲刈りして出荷する早期米。
通常よりも2ヶ月程早かったりするわけですが、
これは大事な収穫前に台風によって大きな被害を受ける前に収穫しようと
始まった慣習のようです。
天草地方では温暖な気候を活かして早期米が栽培されていますね。
初期生育や生産量は不安定なこともあり、全体的に見れば全国的に盛んなわけではないようです。
特に近年の8月時の酷暑日!といったらご存知の通りで^^;
その中、収穫作業をしてくださっている農家さんには本当に感謝です!
実際のところ、無農薬・無肥料で育てるのは「手間」が要りますが
「農薬」を撒くことも同じように「手間」だと。
同じ「手間」なら人の喜びになる「手間」の方がいい、と。
しかも肥料を使わなかった方が、稲は害虫や病気に強くなった、と。
籾摺り機から玄米への工程
話は元に戻りまして
脱穀された籾は乾燥機を経て「籾摺り機」で籾殻を取り除き、玄米になります。
ここで「天日干し」という作業も登場してくるんですね。
その時に出るたくさんの籾殻。
こちらをまとめたものをトラクターなどの機械に付けて
再度、田んぼに肥料として還したりします。
土から恵みを受けて、それをまた土へと還す。
そして刈り終わった田んぼを、また耕して来年に備える。
お米作りの工程を見ていて、自然環境も含めて考えると
「化学(ケミカル)」ではない、「自然(ナチュラル)」には
本当に無理や無駄がないんだなぁ、と感じる今日この頃です。
まとめ
収穫時期を迎えた田んぼは金色のじゅうたんの様で、風に波打つ稲穂は
これぞ日本の原風景といったところでしょうか。
コンバインは、それ一台で収穫・脱穀・選別の3つの機能をもっていて
一度にすべての作業を行うことが出来る画期的な発明で、稲作や麦作に無くてはならない存在です。
今回はコンバインという機械の役割をご紹介しましたが
なんとなく見たことがあったり、田んぼを近くで見ることがあっても
実際の稲刈りがどのように行われていて、どんな作業工程なのかは
知るタイミングってなかなかないですよね。
次に目にする機会があった時は、なんとなくイメージしながら
農家さんの作業風景を頭にスケッチするのもいいかもしれませんね^^
あなたの町の稲刈り風景の進行具合はどんな感じでしょうか?