自然の教え5-ナチュラルスタイル井田 敦之-

私がミクロネシア連邦国のポンペイという島で
1年半の間、自然と共に生きる民族と生活して以来
自然界と人間界に共通する法則を見出し自分の生活に活かしてきました。
自然から学んだ「幸せに豊かなに生きる秘訣」を分かち合えればと思います。

この世は弱肉強食の世界?

ライオン
自然界の仕組みの中に「弱肉強食」があります。
昔はよく私の周りでも「この世は弱肉強食の世界」なんて言ってバリバリ、ビジネスをしている人もいました。

「弱い」「強い」でカテゴリー分けして
弱い=劣等、強い=優秀なんてイメージがあったわけです。

でも自然界の本来の弱肉強食は、
単なる小型動物か大型動物かで優劣はありません。
単なる「共存システム」

自然界の大型動物に小型動物を支配する意思はありませんし
必要な分しか食べません。

人間界においても
やはり自然界の「共存システム」が理にかなっている。

生物多様性って大事なの?

日本ミツバチ
「生物多様性」は大事と表面的に聞くことはあっても意識している方は少ないかもしれない。

でも、よくよく考えると
私たち人間の食料・水・住まい、そして空気でさえ
全て他の生き物によってもたらされている。

無農薬での農業を見ていると
病気や虫が発生してもなぜか消えるという場を見ます。

私たちの生活は、他の生物によって成り立ってる!

「生物が多く棲む場をつくる」
これは次世代の子供達に残していくべき場です。

近江商人の三方よしを自然栽培に当てはめる

自然栽培野菜

近江商人の経営哲学の「三方よし」
売り手と買い手が満足し、さらに社会貢献となる商売がよい。

私達は、この考えを何かを判断するときによく使います。

農薬は売り手(農薬業者)が満足し、買い手(農家)は労力削減で満足し、傷がなく形の良い食べ物でお客さんが満足で社会貢献しました。

一方、
無農薬は、売り手(農家)が安全で満足し、買い手(お客さん)も安全で満足し、環境改善されるという社会貢献です。

どちらを選ぶのかだけです。

三方よしの考えをご自分のお仕事に当てはめてみると見えてくるものがあります。

本来の水田では、人間と生物は共生していた!

田園風景

熊本県菊池市七城町の自然栽培米農家の冨田さんが無農薬で栽培を開始した理由の一つに近くの川の魚が減ったからだと言います。

今から50年ほど前、それまでは、ウナギや魚を川で捕まえていたのに田んぼで農薬を使用されるようになってから魚が減ったのを目の当たりにして疑問を抱いたと言います。

人間の活動は、決して生物を減らしてたわけでなく
日本の原風景の水田は、生物の宝庫でもありました。
よくメダカやヤゴ、カエル、カブトガニ、クモ等と見かけますが、調べでは、日本では5500種以上の生物を確認しているようです。

水路のコンクリート化や農法の変化で生物は減少傾向にありますが、本来の水田では、生物と人間は共生をしているのですね。

私たちは「生きてる」のか「生かされてる」のか

エネルギー
無農薬・無肥料の自然栽培をする農家さんがよく仰るのが「生かされてる」

農薬や肥料と人が大きくコントロールする部分を抜いてるので、他の生物や水・土・天候等に頼るためです。

私達は「生きてる」というと自分の力で生きてると力強さはあります。
「生かされてる」というと感謝や柔らかさがあります。

「生きてる」も「生かされてる」も
どっちとも感じとれる感受性を持ちたいですね。

自然と繋がるために

ブレスト米田植え
無農薬水田に裸足で入ると癒される感覚があります。
プラスに帯電した体が大地のマイナス電子と中和され正常に戻るからといわれています。

1950年-1960年に合成樹脂による靴ができ、
今や95%の人間が自然と分断されています。

日頃より下記の習慣を持ちましょう!
・木に触る
・土の上を裸足で歩く
・川や海と自然の水の中に入る

このような習慣が
帯電した体を正常に戻します。

自然界の動物は全て大地・水と繋がっている

アーシング
人間の95%はもはや大地と繋がっていないと言われています。

大地と繋がることのメリットは
・血液サラサラ
・ストレス軽減
・筋肉緊張緩和
・自律神経を整える
・アトピーの改善
・活力増進

体の電気(帯電)を整えると上記のようになりますが
自然界の動物は全て大地や水と繋がっています。

自然界の動物が全て大地と繋がっているように
私たち人間も大地と繋がることが本来の姿です。

私たちの体の表面は守られている!

シャンプー

人間とその他の自然界には驚くべき共通点が多々あります。

その一つにクチクラ層
クチクラ層とは、植物の葉を覆うワックスの層で水の蒸発を防いだり、細菌や菌類の侵入を防いでいます。

農業をしている方は、
このクチクラ層は大事だと理解しています。

一方、
人間は、皮脂膜に覆われています。
垢と皮脂からでき、実は天然クリームといわれています。
役割は、水分の蒸発を防ぎ、細菌や菌類の侵入を防ぐと同じ。

大事です。ただ、人間の場合は、汚いものと捉え、
石油由来の合成界面活性剤を含むボディソープ等で洗い流します。

これも程度ですが
洗い過ぎは皮脂膜をすべて洗い流してしまいます。

植物では絶対大事と分かっているクチクラ層
人間でも皮脂膜は同じように大事です。

雷のありがたい一面

雷
先日、雷が鳴っていて子供が怖がっていました。

自然に不要なものは無く、
この雷も実はありがたい一面があります。

雷とは大和言葉では「神鳴り」と言われており
神が鳴らすものと信じられてきたのですね。

稲妻も「稲の妻」と書き、
雷が鳴った年は稲の収穫量が良いと言われています。
実際に2年前の雷の多い年は良かったですね。
(科学的には空中窒素が大地に供給されるため)

そして、大地に大量に自由電子を供給します。
私たちが裸足で歩いたときに大地からもらう自由電子ですね。

雷は怖いものですが、
ありがたい一面もあるのです。
物事は二面性がありますね。

自分の息を意識していますか?

呼吸
私は、日ごろ自然体に生きることを意識していますが、
昔は、すごくストレスフルな所で働いていました。

人はストレス環境下では
呼吸が浅くなります。

何度も「あれっ、呼吸してたっけ?」ということがありました。酸素が少ない状態だと”交感神経”が優位になり頑張っていたのですが、常に不安と焦りです。

日本語とは面白くて、
生きるヒントが隠されています。

例えば、休む時に、一息つく、とか休息とか言いますよね。

「息」を整えるというメッセージです。

「息」で私たちの精神状態を知ることもコントロールすることもできます。ゆっくりとした居心地の良い息(呼吸)を意識してみるのも良い時間の過ごし方です。

呼吸からみる「出す」が大事な理由

吸う

呼吸は、無意識にしていますが、実はこの字の順番は大事です。
呼は、息を「はく」で、吸うは「すう」
息をする順番は、「はく」⇒「すう」

世の中のことは、多くが出すが先ですね。

植物の水の流れも葉からの蒸散が先で、根から水を吸う。

出入口も出るが先

自分の持っている知識も出すが先
どんどんアウトプットするのはすごく大事なことです。

アウトプットするとどんどんインプットされます。

それが自然な循環を生みます。

噛んで食べることにメリットがあるのか?

噛む

食文化の変化もあり、私たちは噛む回数が減ってきました。
よく30回噛みましょうといわれますが
何かしんどくないですか?

でも噛むことによるメリットをしれば
30回以上噛むようになるかもしれません。

噛むメリットは多くあるのですが
ポイントを唾液に絞ると
・虫歯予防:唾液に含まれる免疫物質による
・ガンや老化を予防:唾液に含まれるペルオキシターゼは活性酸素を抑制

その他のメリットもあるのですが
上記の2つだけでも充分噛むメリットがあります。

どうぞ昔の人みたいに
よく噛むことを意識されてみて下さい。

人をコントロールしようとするとどうなるのか?

握手
無農薬で栽培される方は、
他の生物との共存を意識されています。

農薬は、自分にとって
有害だと思う虫を排除しようとして使用します。
その結果、どうなるか?
虫はさらに耐性を付けて強力になります。

来年はさらに進化した農薬が必要になる。
根本は何も解決していない。

人間も同じだと思いませんか?
自分にとって嫌な事をする人を変えようとして
コントロールしようとしても何も変わらない。
むしろ問題が大きくなることもある。

当たり前です。
根本は何も解決していないから。

自然栽培農家さんの取った道は共存です。
年数が長くなるにつれ虫の被害は減っていきます。

さぁ、あなたは自分に嫌な事をする人にどう接しますか?

冬の朝と夏の朝の違いを感じる

セミ
冬の朝と夏の朝の違いは
気温だけでなく、生物の声が全く違います。

朝から忙しい方もたくさんおられますが、
朝に少し目を閉じて
自分の体と周囲を感じられてみて下さい。

生物の息吹の声が大きく違います。

多くの生物はこの夏の時期に「生」を全うしています。

限られた生の時間を一生懸命生きてるのかもしれません。

息を長くはく吸うでどうなる?

呼吸
人の呼吸は、心と連動しています。
すごくストレスを受けた時は、呼吸が止まったり、浅くなったりしますね。

その時、意識的に深呼吸をすると落ち着くのですが、
「長息=長生き」
同じ音であるのは何か意味があるのかもしれません。

人は植物と同じく多少のストレスは必要ですが
ストレスが強くなってきたなと感じた時は
ぜひ、息を長くはいて吸ってを意識されて下さい。
長生きに繋がる秘訣の一つです。

ミトンドリアとの不思議な関係

ミトコンドリア

画像参照:エコ的生活 ミトコンドリアは細胞内生物?

無農薬での栽培を続けるのも今後私たち人間は、他の生物との「共生」がキーワードになっていくと思っているからです。

「共生」は、私達の体内でも腸内細菌と共生しているのですが、なんと細胞内のミトコンドリアも「共生」といわれています。

ミトコンドリアは、私達の活動エネルギーを作ってくれる細胞内にある重要な器官です。
このミトンドリアは、太古の昔、別々の生き物だったけど、細胞内に取り込まれて、今はミトコンドリアとして、活動のエネルギーを作ってくれている。

「共生」は、人間の細胞レベルから重要なキーワードです。

昔の人は知ってたお腹(ハラ)の大事さ!

はら
お腹:ハラの大事さは
昔の人は感じ取っていたのでしょう!

ハラを決める
ハラを据える

お腹と「意思」を連結させていた。

頭であれやこれや考えて悩む
ハラで決める

お腹=ハラ=腸 です。

内部の腸をきれいに保つことは、
実は、自分の意志、決断に影響する。

生物学的に柔軟にしなやかに変化を楽しむ!

ダーウィン

テクノロジーが進化し、現在は時代の変革期だと言われています。
10年後にどのような仕事・生活スタイルになっているのか分かりません。

そんな時代に生き残るのが「変化」できる人

生物学者のダーウィンもこんな言葉を残しています。

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者がが生き延びるのでもない。唯一生き残ることができるのは「変化」できる者である」

柔軟にしなやかに変化を楽しんでいきたいものです。

うまくいっている自然栽培農家の共通点とは!?

冨田
物事がうまくいっている方は
「グリット=やり抜く力」があるという言葉が広がりました。

確かに自然栽培農家さんでも
うまくいっている人に共通しているのは
「情熱」×「粘り強さ」

自分の心が熱意に満ちる情熱が持てる仕事を
粘り強くも意味を感じながらやり抜いてる。

「情熱」、「粘り強さ」どちらも大事なキーワードですね。

「柔らかさ」が私達に与える影響

柳

自然栽培の世界では、
「温かくて柔らかくて水はけ・水持ちの良い」土作りを目指しています。

柔らかいは土だけでなく
人間の心も体も重要なキーワードです。

歳を経るごとに体が硬くなってきますが
体を柔らかく保つ人はやはりケガが少ない。

年を経るごとに心も柔らかくなれば
人を受け入れ人間関係も柔軟に対応できるようになる。

その人の発する文字や言葉ですら
硬さやトゲトゲしさを感じるのか
柔らかさを感じるのかで印象は変わります。

実は強靭な根を張っている柳のごとく
しなやかで「柔らかい」は土、体、心のキーワードです。

水の特性から生き方のヒントをもらう

清流
水は、あらゆる生物に必要であり
自然界や体内で常に循環という流れを生じて、
温度により形状を変え、蒸気にも雲にも雨にも雪にもなる。

私達の体は約60%の水分が含まれています。
この水の性質は、私達に大きく影響を与えているはずです。

停滞した水は濁って臭くなるので
常に清流のように流れ・動きを意識する。
状況に応じて臨機応変に変化する。

水の性質からも多くを学べます。