冨田自然栽培の味噌は何種類あって、どう違うのか?

更新日:2022年3月17日 公開日:2020年3月26日

味噌蔵

私たち日本人の食生活には欠かせない味噌。

日本における味噌の歴史は非常に古く
今から約1300年前の飛鳥時代に
中国から伝えられたといわれています。

その後、地位の高い人の給料や贈り物として扱われるなど
庶民の口には滅多に入らない
贅沢で貴重な食べ物だった味噌

その土地の気候や風土に合わせて作り方が変化したことで
味や色に違いが生じ、今では大きく分けて
米味噌、麦味噌、豆味噌、調合味噌の4種類に分かれます。

そんな奥深い歴史を歩んできた味噌。
主な原材料は、大豆です。

この大豆を、無農薬・無肥料の自然栽培で育て
その大豆から味噌を作っている方と、その味噌についてご紹介致します。

無農薬・無肥料の大豆で味噌を作っている冨田さん

冨田自然栽培大豆畑

熊本県菊池市の自然栽培農家、冨田さんは
無農薬・無肥料の自然栽培米、自然栽培押麦、自然栽培大豆のみを使用し
10ヶ月以上天然醸造で熟成させた自然栽培味噌を作っています。

冨田さんが育てている大豆は、2種類あります。
黒大豆緑大豆です。

黒大豆は、お節料理にも登場する黒豆です。
冨田さんが作っている黒豆は、黒いダイヤとも呼ばれる
丹波の高級黒豆です。

自然栽培黒大豆

通常の黒豆の約4倍もの大きさで
煮ると、ふっくらとツヤツヤ輝き
独特のコクや甘みに加え、濃くて深い味わいが特徴の黒豆です。

緑大豆は、国産の大豆の中でも希少な大豆で
流通量も少なく、スーパーには売っていない高価な大豆です。

味は、ほくほくと甘くコクがあり
脂肪分は通常の大豆より半分近く少ないのが特徴。
緑大豆は、栽培が難しく病気にかかりやすい大豆です。

自然栽培緑大豆

従って、あまり作られていないのが現状ですが
冨田さんはこの緑大豆を育て、さらに味噌の原料するという
数ある自然栽培農家さんの中でも、とても希少な農家さんです。

冨田さんの作る味噌は3種類ある

冨田自然栽培味噌

冨田さんは、日本人が食べてきた本来の味噌を追求して
味噌の原材料に
自然栽培米、自然栽培押麦、自然栽培大豆のみを使用し、
10ヶ月以上天然醸造で熟成させて味噌を作っています。

冨田さんが育てた黒大豆と緑大豆から作る味噌は
3種類あります。

一つは天然菌黒大豆味噌です。
原材料は、自然栽培黒大豆と、自然栽培米、そして天然塩です。

冨田自然栽培天然菌黒大豆味噌

二つ目は、黒大豆味噌
原材料は、自然栽培黒大豆と、自然栽培米、自然栽培押麦、そして天然塩。

冨田自然栽培黒大豆味噌

三つ目は、緑大豆味噌
原材料は、自然栽培緑大豆、自然栽培米、自然栽培押麦、天然塩です。

冨田自然栽培緑大豆味噌

冨田さんの味噌は、こんなアレンジも!

冨田自然栽培味噌のモロキュー

冨田さんの味噌は、無農薬・無肥料の大豆からできていますので
そのままでも美味しく食べることができます。

オススメは、もろキュウ。
キュウリの味が引き立つ美味しさです。
おでんに添えても、とても美味しく食べられます。

シンプルな素材にはぴったりの味噌です。

冨田自然栽培味噌の豚味噌

その他に、豚味噌などもおススメです。
炒めた挽肉に味噌を加え、煮るだけでできる
ご飯がモリモリすすむ一品です。おにぎりの具にもぴったりですね。

鯖の味噌煮や、西京焼きもおススメです。

もちろん、わたしたち日本人おふくろの味
味噌汁にもぴったりです!

味噌の力

自然の力で育った農産物には
人の体も心も、健康にする力が備わっています。

冨田さんの味噌を食生活に取り入れ
健康で活力に満ちた毎日を送られるといいですね。

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