「活き青」って何?-玄米に混ざっている緑色のお米、青米とは

皆さんが食される玄米には、収穫のタイミングによって緑色のお米、
通称「青米」が混ざっていることがあります。

青米というと、イコール未成熟・NG米だと思われがちでありますが
この青米は「活き青」と呼ばれており、栄養、香り、味
共に素晴らしい要素を持っており、多少入っている方が美味しいとも言われます。

 

※この投稿は2019年の最後となります。
本年も一年、格別のご愛顧を賜りまして、厚くお礼申し上げます。
特に今年は元号が「平成」から「令和」へと変わり、時代の節目を深く感じる年でした。
おかげ様で多くの方々と関わりを持つことができ、この場を借りてではありますが皆様に感謝申し上げます。
来年以降もさらにお役に立てますよう精進して参りますので
変わらぬご愛顧、またご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
来る年も皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

そもそも「活き青」(青米)って何?

青米は、遅く開花した稲の籾(もみ)に、葉緑素が残った状態です。
これは未成熟なお米ではなく、不出来なお米というわけでもありません。

稲が色づく際、穂先は一番最初に出てきたところになります。
真ん中はその後、根元はさらにその後、という具合です。
つまり、全部のお米が実るのを待って刈り取ると全体としては熟れ過ぎ、食味としても低下する恐れがあります。

青米は精米すると他のお米と同じように、透明感ある白色になります。
青米は新米の香りをもたらし、新鮮さの目安にもなるのです。
(茶色の玄米を色彩選別で仕分けしている業者さんもおられます)

活き青(青米)のタイミングとその特徴

活き青(青米)は、あと少し穂についていたら成熟する玄米であり、
これは熟練農家さんの紙一重の刈り入れ日の決断で生まれます。

雨などの天候の影響もあって、思い通りのタイミングで稲刈りできる時ばかりではありませんが
味を求める農家さんには、この成熟前の活き青(青米)交じりを狙って稲刈りをされる方もいます。

活き青(青米)は美味しさと香りもさることながら、その栄養分も素晴らしいです。
最近は、玄米や発芽玄米よりも優れているという報告もあります。

その特徴は、GABA(リラックス成分)が発芽玄米の2倍、胚芽量2倍以上、ビタミンB群が豊富、柔らかい繊維が多い
腎機能の働きを活性化させる等があります。
活き青(青米)は成熟米の半分程度の大きさなので、食べた時はその倍以上の養分を摂取していると言えます。

小鳥の飼料にもなり、「ひよこ」も好む

活き青(青米)は小鳥の飼育にも使われます。
飼料として使用されるのは、粒が小さいなどといった食用と選別された後のものです。

文鳥は「ライスバード」と言われるほどお米が好物です。
エサに1割程度混ぜたり、「おやつ」としてあげたりします。

その際、精米されたものは栄養のある部分を取り去っているので、栄養価が下がっています。
その点、活き青(青米)はビタミンなど栄養素が豊富に残っています。
鳥もなかなか、良いものが分かる、味好みの「通」なのかもしれませんね(笑)

ちなみに「ひよこ」も、玄米の中に青米(活き青)を混ぜてやると、青米(活き青)の方を好んで食べます。

茶色の玄米も緑色の青米(活き青)も全てが均一ではなく、見た目や大きさはバラバラ。
様々な個体がありますが、それこそが【自然】な状態であると感じます。